●楽器選び生徒が楽器を買う際に良く選定を頼まれます。自分の楽器を選ぶのは大好きなんですが、他人の吹く楽器を選ぶのはどうも苦手です。 木管楽器の場合選んでもらうのは非常に良いことのような印象はありますが、ラッパの場合は身体とのマッチングがより大切な気がするからです。 それゆえ他人の楽器を選ぶということ事態が不毛な行為に感じられるのです。 突き放すようで悪いような気がしますが、自分で選べないうちはどんな楽器を使っても同じだと生徒に伝えています。 実際店頭に並んでいる偉い先生の選定品を吹いて、これは凄いと思うこともありますが、なんだこりゃ?と思う楽器が少なくないことは皆さんにもお分かりになると思います。 こんな楽器に選定料(1万円~)を払って買う?????ってことに・・・ いつもながらの戯言をほざいてはいますが、初心者にこそしっかりとした楽器を使って欲しいと考えていることも確かです。 安い楽器でも、ボアサイズや長さは(設計を知らないメーカーでも)コピーすれば作れますから、(それもできないメーカーは論外ですが)音程についてはそれほど気にすることは無いと思っています。 しかしメーカーによって音色には相当な差があると思われ、その音色というポテンシャルが初心者にとって最も大切なポイントだと思っています。 上手くなればどんな楽器でも自分の音で吹けると思います。 合わない楽器でも聞いている側での差は出にくく、吹き手が少し吹きずらくなる傾向にあるようです。 結局選定が必要なんじゃないかと言われると思います。 その通り選定は必要ですが、できる人がいないということが問題です。 結局誰が選んでも当たり外れがあり、ギャンブルになってしまうということです。 自分で選べるようになるまではある程度評価の高い楽器を(少し高いとは思いますが)使っていて、自分で選べるようになったら安い楽器も含めて検討するのが良いみたいです。 私と全く同じ体力・体格・技術・経験を持つ人の楽器なら必死で選定しますが、いるはずがありません。 いたとしても、私に選定を依頼することはないでしょう。 結局自分で使用する楽器以外は選べないということです。 私だったら楽器選びを絶対他人に任せません。 初心者であれプロであれ、自分以外に自分の楽器を選べる人間はいないはずですから。 <<みっか^^さん>> いつもご訪問ありがとうございます。 私はサックスですが、プロの方に選定してもらいました。 自分で使うものだから自分で吹きやすいものを選ぶという考え方は大賛成です。 が!素人には選ぶだけの分母がないのも事実ですよね。 選べるだけの数をおいてある楽器店もそうそうないですし。 田舎には楽器をおいてある楽器店すらなかったりしますから。 だから自分で選べるという環境はとても素晴らしいことだなぁと思います。 私もたっくさ~~~んのサックスを吹き比べしてみたいです!!(2005/04/01 04:13:21 PM) <<キラ太さん>> 私はパーカッションなので大きな楽器を買ったことはまだありませんが、スティックなどは頻繁に買います。2本の音程が違いすぎたり、音色が違いすぎたりなどまだまだ購入時の失敗が多いです。 (2005/04/01 06:35:39 PM) <<選定は大事。 こみ202さん>> やっぱり選んでもらう。絶対。 私はクラリネットなんですが、クラの先生にいつも見て頂いています。(プロ)もちろん生徒もです。生徒の場合は自分で吹いても今までの楽器の癖を引き継いでしまうので、わざと一般的に良いものをマウスピースと一緒に送ってもらいます。 4月に買うことが決まっていれば先生の楽器屋選定会の時に選んでもらって送ってもらいます。大きな楽器屋さんなので数もそろってますし。 乱暴なようですが、一度も問題は起こったことがありません。もちろん慣れ親しんだ先生、楽器屋さんですが。 そのあとそれにあったリードや吹き方は責任もって教えますが・・・教えなくても楽器がいいので上手くなっちゃいます。(笑・・これホントです) 中学生ならこれが一番いいようです。高校生でもきちんとした指導者がいない場合は(楽器のです)卒業生に頼んであげたこともあります。 大人は吹いて選んでくださいね。 (2005/04/02 10:49:30 AM) |